アルパカニット

アルパカニットの魅力

アルパカは、標高4～5千メートルの南米アンデス山脈に広がる広大な草原地帯で、昼夜の寒暖差が35℃以上にもなる峻厳な環境の中で飼育されているラクダ科の動物です。寿命は、約15～20年。

夏の暑さ40℃と冬の寒さ－20℃に耐え抜く毛は、大変丈夫でかつ優れた特性を備えています。シルクの様な光沢と柔らかな肌触り、軽さはウールの約半分で暖かさは約８倍、 撥水性を持ちながらかつ吸湿性と発散性にも優れていますので、衣服内の湿度をコントロールしてくれます。保温性の高さの理由は、１本１本の毛の中に細い空洞があるためです。

またウールと違いフェルト化する性質がありませんので、アルパカ100%のニットは毛玉が出来難くお手入れが楽なのもその特徴です。
特に生まれて最初に刈られるベビーアルパカ毛は大変細く繊細で大変貴重です。

アルパカの仲間

南米には、同じラクダ科の仲間で家畜のリャマ、野生ではビクーニャ、グアナコがいます。

リャマ

体高　約1.7ｍ　　体重　約180ｋｇ

ビクーニャ

体高　約1.3ｍ　　体重　約50ｋｇ

グアナコ

体高　約1.6ｍ　　体重　約90ｋｇ

アルパカには、ワカイヤ種とスリー種の２種類がいます。

ワカイヤ種

　

スリー種

　

お手入れ方法

お手入れ方法は、ドライクリーニングがお勧めですが、ご家庭での手洗いも可能です。３０度前後のぬるま湯で押し洗いした後、型崩れを防ぐため形を整えて平干しして下さい。洗剤には、ウール専用洗剤をご利用下さい。